男の子もピアノを習う時代!実際の割合と始めるメリットとは?

男の子もピアノを習う時代!実際の割合と始めるメリットとは?

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『わたしのピアノ教室』運営担当の豊田です。
全国のピアノ講師と生徒さんをつなぐ検索サイトを2010年から運営し、これまでに1万人以上の体験申込をサポートしてきました。掲載している講師はすべて女性で、お子さまや女性の生徒さんが安心して通える個人ピアノ教室ばかりです。

本記事では、『わたしのピアノ教室』に寄せられた2021年〜2023年のレッスン申込データ(3年分)から、12歳以下のピアノ希望者における男児の割合を集計してみました。

男の子もピアノを習っていいの?というご不安がある親御様も安心してご利用いただけるよう、教室選びのポイントなどを詳しく解説していきます。運営者についてはこちらで詳しくご紹介しています。

男の子もピアノを習っていいの?という不安に応えます

「ピアノは女の子の習い事」というイメージが、いまだに根強く残っているご家庭もあるかもしれません。特に男の子を育てている保護者の方の中には、「通わせたいけど周りに男の子がいないと浮いてしまわないか」「男の子がピアノって変に思われないかしら」と不安に感じている方も多いでしょう。

しかし、実際には男の子のピアノ人口は確実に増えています。ここでは、実際のレッスン申込データをもとに、男の子がピアノを習う割合やそのメリット、教室選びのポイントなどを詳しく解説していきます。

男の子のピアノ人口は?当サイトのデータから分析

『わたしのピアノ教室』に寄せられた2021年〜2023年のレッスン申込データ(3年分)から、12歳以下のピアノ希望者における男児の割合を集計してみました。

  • 対象:ピアノ(p)を希望した12歳以下の生徒

  • 集計結果:226名中28名が男児 → 約12.4%

つまり、10人に1人以上は男の子ということになります。決して少ないとは言えず、男の子がピアノを習うことは、今やごく自然な選択になってきているのです。

 

何歳からピアノを始めるべき?

なぜ「ピアノ=女の子」というイメージがあるの?

テレビドラマやアニメ、CMなどで描かれる「ピアノを弾く女の子」の印象はとても強く、ピンク色の発表会ドレスやお花柄の楽譜など、どうしても“女の子らしさ”と結びついてしまうことがあります。

また、習い事の選択は保護者の価値観が反映されやすいため、「男の子にはスポーツ」「女の子にはピアノ」といった固定観念も残っているかもしれません。

ですが、実際には男の子のピアノ人口は年々増加傾向にあります。兄弟姉妹で通ったり、幼稚園や保育園で触れたことがきっかけで興味を持つお子さんも多く、少しずつ“男の子も当たり前に習う”時代へと変化しています。

男の子がピアノを習うメリットとは?続ける子の共通点

男の子がピアノを習うメリットとは?

ピアノは、単なる楽器の演奏にとどまらず、お子さんのさまざまな力を引き出してくれる習い事です。男の子がピアノを習うことで得られるメリットには、以下のようなものがあります。

1. 手先の器用さと集中力が育つ

鍵盤を繊細に操作する動作は、指先の発達にとても効果的です。両手で別々の動きをすることで、脳のバランスも良くなります。

2. 表現力や情緒面の成長につながる

楽譜に書かれた音を読み取り、感情を込めて演奏するという体験は、心の成長にも大きく貢献します。

3. 達成感と自己肯定感が得られる

1曲弾けるようになるまでのプロセスは、努力の積み重ね。成功体験が自信につながります。

4. 学校や進学にも好影響

音楽の成績に直結するほか、推薦入試の際にアピールポイントにもなります。特技として履歴書に書けるのも強みです。

ピアノを習っていた有名人・スポーツ選手

実はピアノ経験者には、プロのアスリートや俳優、著名人が数多く存在します。

  • 羽生結弦さん(フィギュアスケート)

  • イチローさん(野球)

  • 東大出身の官僚など、文武両道タイプの成功者にピアノ経験者は多い

音感やリズム感はもちろん、集中力、感情のコントロール能力など、あらゆる場面で活かされています。

始めるタイミングと男の子向けの教室の選び方

ピアノを始めるのに「この年齢でなければいけない」という決まりはありません。一般的には3〜5歳で始める子が多いですが、小学生からでもまったく問題ありません。

男の子のピアノ教室選びのポイント

  • 男の子の在籍実績があるか

  • 男児に慣れている先生か(プロフィールから読み取れる)

  • 好奇心を伸ばしてくれる柔軟な指導スタイルか

また、最初から完璧な楽器環境がなくても大丈夫。電子ピアノやキーボードから始めて、続けられそうならアップライトに…というご家庭も多くあります。

ピアノ教室の選び方

ピアノの月謝の相場

男の子にピアノを習わせる理由|保護者の声から分析

実際に男の子をピアノ教室に通わせている保護者の声をいくつかご紹介します。

「見学で発表会を見させてもらいましたが、小学生は女の子が多い印象でしたが中高生は男の子も多く、賢そうな印象でした(笑)継続することが大事で男女の区別はそれほど考えないでもいいのかなと思いました。子供がやりたいと言うことを尊重してあげたいと思いました。」(当サイトご利用の保護者様)

「一人の男の子が入会したら、そのあと立て続けに男の子が3人増えて驚きました。きっかけは本当に大切ですね」(登録講師より)

『わたしのピアノ教室』に登録している先生方は、男児の対応経験が豊富な方も多く、安心してお任せいただけます。

\男の子も歓迎のピアノ教室が見つかる!/

「うちの子もピアノ始めてみようかな?」と思ったら…

「ピアノって女の子の習い事でしょ?」と感じていた保護者の方も、ここまで読んでいただけたら少し印象が変わったのではないでしょうか。

ピアノは性別を問わず楽しめる、素晴らしい表現の世界です。

まずは気軽に、体験レッスンからスタートしてみましょう。『わたしのピアノ教室』では、男の子OKの先生も多数在籍中。

先生との相性や教室の雰囲気を、ぜひ実際に見て・感じて選んでみてください。